2016年

12月

16日

『生き残りのプロ』の話

こんにちは。

 

カブックス名古屋校講師の竹重です。

 

 

本日は、とある偉人の話を

 

ご紹介したいと思います。

 

 

彼は、1930年にユダヤ人としてハンガリーのブタペストで生まれました。

 

彼が十四歳のとき、1944年、ハンガリーを、ドイツの軍隊が侵略しました。

 

悪名高いナチス・ドイツです。

 

ナチス・ドイツの占領下で、ユダヤ人が置かれた立場は、

 

大変厳しいものでした。

 

発見されれば、強制収容所に送られ、死を待つのみとなる状況で、

 

彼は生き延びました。

 

その理由として最も大きなものは、彼の父の存在でした。

 

彼の父、ティヴァダールは、第一次世界大戦の時代に

 

オーストリア・ハンガリー帝国陸軍の兵士として闘い、

 

ロシア軍に捕らえられてシベリアへと送られました。

 

その後、その捕虜収容所から脱獄すると同時に、ロシア革命が勃発しました。

 

 

ロシア革命は大変大きな革命でした。赤軍、白軍、山賊、諸外国が殺し合い、

 

たまたまそこにいたというだけで全く関係のない人間が殺されるという地獄の中、

 

ティヴァダールは三年間生き延び、ブタペストに帰り着きました。

 

彼は、戦争という異常な事態で生き残る術を身に着けたのです。

 

そこで彼は息子たちに、

 

自分の経験を常々語って聞かせていました。

 

その経験が、1944年、再び彼のみならず、彼の家族をも救うことになりました。

 

1944年はじめ、ドイツは敗色濃厚で、ロシア軍は東に向かい、

 

同盟側はイタリアを拠点にしていました。

 

三月、開戦時にはナチス・ドイツの同盟国だったハンガリーは、

 

何とか勝利者側と手を打とうと画策していました。

 

そこで、ナチスは、開きかけた穴を塞ごうと侵略してきました。

 

もともと同盟を結んでいたこともあり、

 

ハンガリーのユダヤ人の多くは、ナチス・ドイツが侵略してきた時にも、

 

楽観的な見方をしていました。

 

 

しかし、ティヴァダールは違いました。

 

彼は、ナチス・ドイツがハンガリー侵略を行う数年前から、

 

銀行口座に入っている預金や資産のほとんどを現金化していました。

 

そして、ナチス・ドイツの気配を察知するやいなや、

 

家族全員が偽名を名乗れるよう、偽の身分証明書を買い、

 

戦争が終わるまで家族全員が生き残れるよう、

 

それぞれ違う隠れ場所を手配しました。

 

そして、一家全員、戦争を生き延びることができたのです。

 

 

ティヴァダールは、戦争という異常事態では通常のルールが通らないことを知っていました。

 

法に従っていれば大丈夫と思いがちだが、それは危険で、

 

むしろ法を手玉に取ることこそが生き残る道でした。

 

「生き残りのプロ」とでもいうべきティヴァダールに育てられた息子は、

 

無意識のうちにしっかりと「生き残りの術」を身に着けていました。

 

その後息子は、相場でその技を駆使し、

 

世界で最も偉大な投資家のひとりとして数えられるまでになりました。

 

彼の名は、ジョージ・ソロスといいます。

 

 

戦場での「命」は、相場では「投資資金の元本」に当たります。

 

ソロスが相場で「生き残る」ために使ったルールは、

 

彼の名言に表れています。

 

 

『まず生き残れ。儲けるのはそれからだ』

 

 

ソロスは『元本確保』を第一のルールに掲げ、

 

自分の考えに固執せず、徹底的にロスカットを行っていると聞きます。

 

もしロスカットに悩むことがあったら、

 

ソロスのことを思い出し、

 

『有名な投資家でも同じことをしているんだ』と

 

考えてみてくださいね!

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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