2016年

2月

21日

マイナス金利があなたに及ぼす影響

 

From:藤井百七郎

金沢のホテルより、、、

 

1月29日に日銀が日本史上初のマイナス金利を発表しました。

ユーロ圏では、スイス、デンマーク、スウェーデンでも

中央銀行がマイナス金利を課す政策をとっているが

日本にとってはマイナス金利は未曾有の世界だ。

日本に限ったことでなく、マイナス金利は経済学おいても

既存の法律が想定されていないくらい、理不尽な策なのだ。

 

だって、銀行にお金預けたら、お金とられるんですよ。

 

この策があなたに、どんな影響を与えるのか考えてみよう。

 

まず、マイナス金利が発表された1月29日以降、

日経平均は年始からの乱高下からさらに値幅を広げて

乱高下している。この政策が賛否両論になってるからだ。

 

黒田総裁、すごいぞ、サプライズだ!って声もあれば、

この後、どうすんだよ…って、声もある。

 

発表以降、日経平均が下げてるってことは、どちらかというと

この後、どうすんだよ…の方が強いというわけ。

 

昨年末に、FRBが無理クリに利上げに踏み切った。

ほんとうに無理クリなんだよね。だって、金融の超エリートで

長年の経験があって、世界の裏側の情報まで入ってるFRBに

今後も世界の経済情勢は良くないという、簡単な結論が

来ていないわけがない。

 

なのに、なぜ利上げに踏み切ったのか…?

 

その前に、利上げがどう影響するのかって話ね。

利上げをすると金利が上がる、金利が上がるとリスク商品の

株より、貯金や国債のほうが安全で儲かるのでみんなが株を

売る。売られるので株価は下がるというマイナスシナリオ。

もうひとつの判断は、利上げは景気が良くなるってことなので

逆に株が買われて上がるプラスシナリオにわかれる。

どちらにしても、市場に与える影響は大きいのでFRBも

これまで慎重になってきたわけ。

 

FRBは今後、世界の経済情勢が悪くなると知っていて

なぜ、こんな時期に利上げを無理クリに実行したのか…?

 

それは…

 

今後、経済情勢が悪くなったときに、金融の緩める手段を

作っておきたかったからだ。

 

経済情勢が悪くなったら、金利を下げればいい。ってことは

金利がある程度高くないと下げれないですよね。だから、

FRBは今のうちに、少しでも金利を上げておきたかったのだ。

 

それに引き換え日銀は、ただせさえ金利0のところから、

さらに引き下げる、「マイナス」の金利引き下げに打って出た。

 

今後、さらに経済情勢が悪くなったらどうすんのぉ…!?

マイナスからさらにマイナスにするわけ…!?

 

って、ことになってるわけ。それで、日経平均も下がってる。

 

 

では、なぜそこまでして、日銀がマイナス金利にしたのか…?

 

 

単純に世間に出まわるお金を増やしたかったんだ。

金利が下がると、銀行からお金を借りる人が増えるので

世間にはいままで以上にお金が出回る。増してや、マイナス金利で

銀行に預けていてもお金をとられるだけだから、使ったほうが

いいとなるわけ。企業もならばと、銀行からお金を借りて、

設備投資なんかにお金を使う、そうなると、設備投資を請け負った

会社にもお金が流れて、従業員である我々消費者の給料も増えて

世間の景気が良くなるって計算…だった。

 

ところが、世間って、日銀の計算通りにはいかないもので。

 

アベノミクス景気で株価も上がり、円安効果で各企業の売上、

利益ともにすごく良くなったんだけど、従業員(消費者)の

給料はどうなったかというと、あんまり上がってないんだよね。

なぜかっていうと、会社が儲かったお金をプールしちゃったから。

内部留保(ないぶりゅうほ)といって、会社にお金をため込んで

しまって、従業員には恩恵がいかなかった。

だから、アベノミクス景気でも我々の給料も景気も良くならなかった。

 

今度は、マイナス金利で世間にお金が出回るの計算だけど、

企業側は、今後に経済がよくなる見通しがないから、設備投資を

するわけがない。ってことは、お金が出回らないってことになる。

 

つまり、マイナス金利政策の失敗…になる。

 

となると、さらにマイナスの金利を上げることになる。

マイナス金利が上がると、さすがに銀行も苦しいので、一般の

個人の口座にもマイナスの金利を課さざるを得なくなるかも。

実際、UFJ銀行なんかも大口の投資家の預金には金利を課す

なんて案もでているらしい…

そうなると、普通に預金してたら大変だよね。

 

まっ、従業員(消費者)って言ってきたけど、我々トレーダーには

関係がない話かも。我々はよくなるはずの景気を止めて、何とか

しようとしている政策に乗らない企業の株を、売買する側だから。

 

ほんとうにいい会社を安値で拾って高く売ればいいし、

下がる会社は空売りして、安く買い戻せはいいだけだしね。

 

マイナス金利で世間は動揺したり、騒いだりしたりするけど、

相場が動いてくれれば我々トレーダーは助かるってことになる。

 

やっぱり、働いてお金をもらうことも大事だけど、違う側面からの

収入も絶対的に必要な時代になっていくと思う。

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    赤塚栄次 (日曜日, 21 2月 2016 08:01)

    (マイナス金利政策の失敗)同感ですね。欧米に歩調合わせて貯蓄から投資に日本人の意識を変えようと投資人口を増やす政策にも思います。であるならば、政策が後手にならないためには、日本でも投資教育を中等部から高等部そして、大学にもカリキュラムを創り広げることを政府に提案します。日本経済は世界で一流でも、政治は三流と世界から揶揄されてますね。
    私は現役を引退してから、(65歳)藤井先生のカブックスで相場の世界に本格的に入りました。
    もっと早くから知ていたら、安い年金暮らしから多くの人が救われると思います。

  • #2

    白井一男 (日曜日, 21 2月 2016 13:17)

     
    。我身を大切にして今後どのように生きるか考える時期であると思う その一つとそて株を勉強してゆきたいです   ご指導のほどよろしくお願いいたします

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